聖なる場所を巡る 府中の大國魂神社、府中美術館「ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想」2016.3.20
春分の日は多摩の聖地を巡る
昨年、5月に行われる「くらやみ祭」に来ましたが、物凄い人数の観衆でした。その中で巨大な和太鼓を載せた山車と、幻想的な夜の宮出しを観ました。これは一見の価値がありますよ。
それで、今日は聖なる場所巡りシリーズで昨日まで滞在した京都を引き継ぐ訪問場所として、武蔵野国総社を探訪です!
もう一つ、府中に来たのは、府中美術館のファンタスティック日本画展を見るためでもあります。
ところで今日、府中駅に着いてすぐに、まったくの偶然に恩人とばったりお会いしました。この日、その時間、あの場所でその方と出会うことは本当に稀なタイミングでした。本当にびっくりです。最近の聖なる場所巡りの導くシンクロニシティでしょうか?!
武蔵野国総社 大國魂神社を探訪
府中は、大変に古い都市でこの神社を中心にした独自の文化圏であったらしい。そのせいか、行政も府中市のほうが近在の市よりもプライドが高いという話を聞いた事がある。
この参道が暗闇祭りのときは全く別の世界のようでした。あたりは真っ暗で、人、人、人、そして大太鼓の地響きと、門から輝きながら出て来る宮(神輿)。
この参道はずっと京王府中駅のほうへ走っています。駅の横も元々は参道だったのですね。さらに、この道、ずーっと国分寺まで直線でつながっているんだって。
古そうな狛犬さん
拝殿です。建物の三分の二くらいが屋根ですね。
本殿、九間社流造(三間社流造の社殿3棟を横に連結した相殿造)で特殊だそうです。
本殿は表からは見られませんでした、、、写真は神社のサイトからです
朱印
本殿の裏手とご神木、、こちらのほうが「気配」を感じますね。
巫女さんたち
結婚式でした
さっきの巫女さん達もパレードの一員でした。
お二人の門出に一瞬でもご一緒出来てツイてました!!お幸せに!
宝物殿は有料ですが、一階ではくらやみ祭りの大和太鼓や神輿が一堂に観られます。
二階では運慶作の迫力満点の狛犬や大業物の太刀など展示されています。
もう少し展示物の置き方を工夫したり、アピールするテーマで展示すればもっと注目されると思いますよ。
府中美術館のファンタスティック日本画展
府中駅から「ちゅうバス」で府中美術館へ
江戸時時代の幻想的な!(ファンタスティック!)な絵画が展示されています。
原在中の飛竜図
頭が龍で体が魚で羽のようなものが生えている、、、実は、この奇怪な絵のついたポスターに惹きつけられて、この展示にやって来ました。やっぱりこの絵が一番印象に残りました。
ここにきてこの不思議な絵の意味が分かりましたよ!これは鯉が滝を飛び越え、龍に変わっていく瞬間の姿なのだ。そう、これこそまさに登竜門突破の図!
流れの急な龍門という河を登りきった鯉は龍になるという伝説になぞらえて、「竜門に登った」と形容したという。
鯉がジャンプして龍にまでなるなんて、すごい大出世だ。これは大変ツイてますね~!あやかります。
この展示は作品を入れ替えての後半の展示があります。後半も観に行きたいね。
調布の布多天神社を再訪
美術館を後に調布へ移動。先週訪れた、布多天神社へ再度足を運びます。この神社やはりとても良い「気」に満ちています。
もう完全に夜で、今回も朱印はなし。またの機会に。
今夜も締めは、聖の対極、俗なるグルメです!
調布の天神通り商店街にある肉汁餃子ダンダダン酒場
馬刺の赤身 おいしかったです。ただ、目玉メニューの肉汁餃子は、肉汁がないただの焼き餃子のようで残念だった。
今日も素晴らしい聖なる地と多くの出会いをありがとうございました。この調子でどんどん進みますよ~!