聖なる場所を巡る日記

東京都港区の愛宕神社への千日参りと、日々訪れる聖なる場所についての日記

聖なる場所を巡る 大杉日香理さんの「神旅」ー品川神社 帰りに泉岳寺 2016.4.9

「神旅」品川神社へ参加

四月九日土曜日、「神旅」という神社参拝ツアーに参加して来ましたよ。案内人は「龍使いになれる本」の著者大杉日香理さんです。場所は東京品川区品川神社

文治3年(1187年)、源頼朝安房国洲崎神社から、海上交通安全と、祈願成就の守護神として、安房国の洲崎明神である天比理乃咩命勧請して祀り、品川大明神と称したのに始まると伝えられる。

品川神社 - Wikipedia

 上の引用はウィキペディアからですが、大杉さんがその辺の基礎知識も含めてばっちりレクチャーしてくれました。

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鳥居の龍

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 そう、ここは龍神の神社。房総半島の突端、館山市にある洲崎神社から勧請された太平洋の龍神、パシフィックオーシャンの龍がお越しになる神社だそうです!龍は時空を超えた世界からのエネルギーの流れが表された姿でもあるのですって。

 

大杉さんのガイドに沿って神社ツアー、いや、ここに集う神々へのご挨拶と祈念(自分自身のプレゼン)をする旅が始まります。まずは参道から猿田彦社にご挨拶して富士塚の横でお話を聞きます。

 大杉さんは龍や神様と交流ができる能力のみならず、深い歴史の知識と洞察をお持ちでした。神社巡りが好きで、さらに歴史好きにはたまらなく面白い企画です。

 

ちなみに富士塚は江戸時代に富士山まで参拝に行けない人のために、富士からわざわざ溶岩を持ってきて作ったミニ富士山です。登れば富士に登山参拝したのと同じご利益があるとされたそうです。すごい発明!2分で登れる富士山!!

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富士塚の横にある浅間神社。ここでお参りをするときはここを中継地として富士塚へ向かって祈りを届かせるようにすることがポイントとのことです。

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最初にご挨拶した猿田彦社のシンボルは草鞋で足の神様。動物でのしるしは、実はカエルだそうです。この富士塚の下にあるカエルさんの像の謂れはわからないが。

「太郎坊」と猿田彦も同神ですね。

それから、大杉さんは、時の権力者によって、神達は役割や意味を変えられて来たと、仰っていました。時代の中で神の解釈と歴史の解釈は変化し、そして作られる場合があるのは同じなのでしょうね。

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 本殿です。ここで班に分かれて、参拝、祈念をしました。わたくしの属した班の名前は「笹船」。「笹船」はすでに川を下っています。つま

り、もう流れに乗って進んでいるのだって。そしてさらに早い流れに乗るために別の船に乗り換える時を迎えるのだそうです。

ただ、大杉さんによると、我々の班の願いはもっと壮大にあるべきで、機会を見て再度同じ方法で参拝するべきとのご助言をいただきました。実は今、ある転機を迎えようとしていますので是非そうしたく考えています。

すべての班の祈願が終わったところでみんなで集まって、大杉さんとお話していたところ、、あら不思議、お社の上に虹がリング状に出ています!なんだか凄い瑞兆に巡り合いました。やっぱり、ツイてます!

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 最後に参道横の大黒天様にご挨拶

 

ツアーに参加したご婦人お二人と近くのインド料理をランチに直会(なおらい

直会 - Wikipedia)しました~。スピ系ネタで大盛り上がり。楽しかったです!

 

四十七烈士の眠る泉岳寺に立ち寄る

新馬場で京急に乗り、品川から都営浅草線で帰路へ。良い天気だったので泉岳寺駅でおりてそこから徒歩で帰宅します。赤穂浪士で有名な泉岳寺泉岳寺 - Wikipediaに立ち寄りました。

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山門の天井になる青銅製?の龍。ここでも龍に会えました。

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本堂。曹洞宗のお寺なのですね。昨今は一部の神社が巷でブームなのか、有名な四十七士のお墓がある名刹で、天気の良い土曜日ですがそんなに多くの人出はありませんでした。たまたまでしょうか。わたくしはあまり人が多くないほうが良いので、ツイていたと思いますが。

 

ところで、大杉日香理さんによれば神社の参拝でも、過ぎたれば及ばざる如しという事があるそうです。品川神社の本殿の参拝の後、ある末社のほうには今日は近づかないでくださいと注意されました。その理由を聞くと今日はもう十分なのでとの事でした。

そんなことを聞いてこの日の愛宕神社への参拝は敢えて行きませんでした。それで、この日は、品川神社での参拝を大切にして余韻と記憶を味わうことにしました。

 

今日は龍と交流する能力のある方にガイドされての大変に興味深い参拝でした。また、参加者の皆さん、それに帰路での出会いもありました。本当に良い旅をありがとうございました。感謝申し上げます!

 

番外:

 魚籃坂のそばになる英国風カレー

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もう、数十年前ぐらいに昔にテレビでこのお店を見ました。すごくスパイシーですがお店で水を飲めないのですって。その時は頑固そうなおじさんがやっていましたが、今もやっているのですね。
水が飲めないのはつらいかもしれないけど、一度行ってみたいです!