紅葉の京都で聖なる場所巡り大徳寺と今宮神社、八瀬の九頭竜大社の秋期大祭
前泊したホテルから京都のホテル事情を長々書いて遅くなりました~
最近の京都のホテル料金について 2016.11.25 - 一期一会を旨として臨むichigoサポートの日記
2016年11月24日木曜日の京都での聖なる場所を巡る日記です。
先週、お会いした知人が知人が京都の大徳寺で紅葉を観てきたというお話しをお聞きしました。
その話が面白くて、また最近わたくしが月に二度座禅へ行っている地元のお寺さんが臨済宗大徳寺派の禅寺ですのでそちらへ行くことにしました。
鎌倉時代末期の正和4年(1315)に大燈国師宗峰妙超禅師が開創。室町時代には応仁の乱で荒廃したが、一休和尚が復興。桃山時代には豊臣秀吉が織田信長の葬儀を営み、信長の菩提を弔うために総見院を建立、併せて寺領を寄進、それを契機に戦国武将の塔頭建立が相次ぎ隆盛を極めた。
ここは観光バスなどが止まれる広い駐車場からの入り口に当たるところです。
入り口の山門をくぐるとすぐに山門 (金毛閣)があります
境内は石畳になっています。そのまま気ままに歩きました~
この時間は、まだ観光客もそれほど多くなくてナイス!
紅葉、特にモミジが赤くて美しかったですよ
今回はデジカメを忘れてしまい撮影は全てスマホです
ちょっと露出が強すぎるな~
この一期一会↓は、観たことがあります。わたしが個人事業の屋号を決めて図書館でこの揮毫を見つけたと思います。今度確認しまっす。
ここ大徳寺は多くの塔頭があります。
塔頭(たっちゅう)は、禅宗寺院で、祖師や門徒高僧の死後その弟子が師の徳を慕い、大寺・名刹に寄り添って建てた塔(多くは祖師や高僧の墓塔)や庵などの小院。門徒らによって立ち並ぶ塔の中でも首座に置かれたこと、あるいは、門徒らが塔のほとり(=「頭」)で守ったことから塔頭と呼ばれたなどの説がある。
大徳寺は塔頭24を有する[3]。2015年現在、大部分の塔頭で一般参詣を認めておらず、常時拝観可能な塔頭は龍源院、瑞峯院、大仙院、高桐院の4か院である。
それで、最初に行き当たった「大仙院」を拝観させて頂きましたよ
拝観ができる四つの塔頭の一つです。なんとなくウェルカムな雰囲気があります。
〈国宝〉玄関でっす
こちら今の入口です
内部は撮影禁止!
国宝
拝観料を支払って、御朱印をお願いしてから中へ入ります。ここの奥さんかお嬢さんでしょうか感じの良い女性が中をガイドしてくれました~
内部は廊下づたいにお庭があって、それが山からの水が川となり大河となってやがて大海に至る様を表しているそうです。
それは人生や修行者の成長をを示しているのだって。
それから、千利休と豊臣秀吉が使った茶室がそのまま残っていました。そこに入ったときは鳥肌が立つ感覚を覚えましたよ。
また本堂では座禅会も行っているそうです。是非とも今度機会があれば参禅させて頂きたく思います。
気は長く 心は丸く 腹立てず 人は大きく 己は小さく
拝観中にあった掛け軸の書と同じ文字です。これいいな~って思ったのですよ、そうしたら、授与品であったので頂いて参りました~
大仙院の御朱印
堂々たる揮毫ですね。さすが国宝を多く有する禅寺です。
大徳寺中を歩いていると朱い鳥居が目につきました。そちらへ行ってみるとそこは今宮神社でした。
さすが京都、大徳寺のすぐ裏手?面してこんな立派神社があるのですね~
人型を修めてきましたよ
東京では数が少ない月読神社がありました。かなり雰囲気があります。
今宮の奇石 阿呆賢さん(あほかしさん)
説明書きの通り、三回叩いて持ち上げると軽くなりました~
境内をだいたい回って八瀬で祭典まであまり時間も無いので一旦大徳寺へ戻ります。
今宮神社の御朱印
大徳寺に戻ってくるとお昼を回った頃で、観光客がかなり増えてきました。ここはまた改めてこようと思いバスで大徳寺を出て、八瀬へ行くバスが通る出町柳へ向かいました。
モミジが一枚
出町柳駅そばのカフェで軽くランチしていたらバスが行ってしまいました~
それでやむなくタクシーで九頭竜弁財天を目指します。タクシー代は思ったよりもかからずに二千円ちょっとで済みました。
オンタイムで九頭竜大社に到着。そろそろ式典が始まります。
この日はこの神社の発祥した日の11月24日に当たり、秋季大祭です。
今回がはじめての参加ですが、護摩壇のような物準備されています。
中には護摩木が重ねられています。その辺が油くさいのは燃焼用に油が使われているのかも知れません。
こちらが九頭竜大社の本殿です。
こちらは本殿の横にある雅楽殿。まさに雅楽隊が演奏しております
いくつかの祝詞を上げて祝典は進み、いよいよ護摩がはじまりました。
このどこかに前回わたくしが来たときにお納めした祈願の書かれた護摩木が入っています。
護摩は本来は仏教の密教の修法であるので、密教や修験道で行われるが、神道の神社の一部でも護摩が実施される。もともと神仏習合だった権現社や宮が、明治維新の神仏分離(神仏判然令)によって寺院を別の法人として改組した事例も少なくないが、現在でも神社において神職や山伏による護摩祭が続いていることがある。
以前、阿含の星祭りっていうのが流行ってことを覚えています。
今もあるのですね。
その炎が何かを表していると言うことだった思います。
ここでも炎は龍とかなそんな風に見える気がします。
こちらの写真の炎は、中央部になんとなく黒い梵字が浮き出ているようにも見えます
祭典が終わってから、わたくしはゆっくりとお千度(本殿を9周まわりながら祈願します)
を行ってからバスで京都駅へ向かい帰途につきました。
実は、さきほどこのブログをあらかた書いたところでいきなりブラウザ(Firefox)がダウンして大半を書き直すことになりました。
こういうのは、ちょっと疲れますね。このはてなブログはマメに保存するのも結構手間ですが、書いた物が殆ど無くなって書き直しとなるとかなりのショックですね~。
ともあれ、火曜日の大阪への出張からはじまって、翌日勤労感謝の日の大阪堺の聖なる旅と参加したイベント、京都の宿泊。さらにこの日の京都の旅と盛りだくさんでした。ありがとうございました!