令和元年十二月二十九日、八幡神社の総本社宇佐神宮の奥宮 大元神社
大分宇佐の旅~宇佐神宮の奥宮へ
年末が迫った28日、北九州の小倉から日豊本線の特急で宇佐駅についたのは夜の9時を回っていた。
この時間にタクシーがいるだろうかと思ったが幸い何台か駅前に付けていた。
タクシーに乗り高田のビジネスホテルに向かう。
ちょっと無愛想な感じの地元のタクシーの運転手に「明日、御許山(おもとさん)の大元神社まであがってくれる運転手さんはいますか?」と聞いた。
運転手はちょっと考えてから、「時間によるよ、、、何時頃?」と多少ぶっきらぼうに応じた。
明日は大分市内に昼頃に到着したいのでなるべく早いほうが良い、、、と答える。
あまり早い時間であると道が凍っている可能性があるのでなるべく遅い方が良いよ、、と言われた。
そして「あなたはどうしてそこに行くのか?」と聞いてきた「あそこは行ける人しか行けない場所ですよ、、あの場所のことを知っているのかね?」
その質問は、おまえは何者か?と聞いていることがすぐに知れた。
「そこに行くのは今回が三度目です。前回もタクシーで行きましたが、はじめての時はオートバイで行けるところまで行ってそれから歩いて登りましたよ、、、」
そして、わたくしは古神道の禊祓をやっていて、その場所はその先生が若い頃に修行した場所なのだいうことを言った。
すると彼はいろいろな人がこの聖地に来るのだという事を話してくれた。
そして彼が翌日の朝、タクシーでわたくしを御許山の大元神社まで載せて行ってくれることになった。
その時、わたくしの名前を聞いた、すると「そうか、やはり縁のある人なのですね」と言った。
翌日、タクシーの車内では、この聖地にまつわる大変に興味深い話をいろいろと聞いた、、、
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大元神社
今回で三度目の御許山の大元神社です。ここは宇佐神宮の奥宮なのです。
考えるとこの三年間に毎年行っていますな。
車が上がれる上限から徒歩数分で大元神社へ至る山道
大元神社です。
神社社殿の前は広場のようになっています
ここで禊の神事(カムワザ)を行う。かなり大声を出すのですが、誰もいないし自分にとっては聖地ですので全力発声で行いましたよ。
歩いてきた参道?のほうにあるご神木
御許山647米
大元神社の社殿の奥は鳥居があってさらに参道がつづいています。ただし、現在はその先は禁足地で立ち入ることは出来ません。.
この先が山頂でそこには宇佐八幡が出来る前にこのちに降臨した比売神の磐座があるそうです。
社殿の横側に江戸時代からの灯籠などあります。
ここから、少し下ったところに神水の出る祠?があります。
今回その写真は撮らなかった。
大元神社の社殿の反対側にある八坂神社
以前この場所に来たときの過去記事です:
知る人ぞ知る聖地
冒頭の宇佐のタクシー運転手さんの話はとっても面白かった。
でも、その話はあなたの心の中に修めておいてほしいと言っていた。それでここではその事にはふれない。
また、この聖地(御許山と大元神社)が変に観光客が来るような場所になってほしくないという意見に強く同意する。
ここはやはり知る人ぞ知る場所なのだ。